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技を覚えてくれません 第4回チラ裏 [MFLその他]

皆様お久しぶりです。
ここ最近モンスターの技習得に励んでいました。
色々と技を覚えさせていくと
どうしても覚えてくれない技が出てくるわけですが
記石1枚が高額だったりすると本当に泣きたくなります。
私の場合は下記のものです
ピクシーに使った氷結の記石121枚・・・L2まで習得、未だL3覚えず
ヘンガーに使った解除の記石27枚・・・・L1まで習得、未だL2覚えず
使用したsp上記2種のみで15万4千弱
な、何ですかこのゲームは!?
ただでさえ入手しにくい記石なのに買い集めるだけでも一苦労ですよ^^;
特にヘンガーは常駐以外の技はデストラクトサポートL2が最後なだけに
気持ち良く全種覚えさせたいんです!!
どなたか「解除の記石」3000spで売ってください・・・
その前にお金稼ぎませんと・・・orz


第4回【決断・告白・羞恥の極み】

彼女との初日の出会いを終え
男は普段の仕事に追われる日々に戻っていた。
連絡先も聞いていないのだから
取り分け進展が無いのは当然と言えば当然である
彼女との出会いは特異なものであり刺激的なものであったが
いざ、連絡もとらず何事もなかったように時間が過ぎると
いつしか男はそれでも良いと思うようになっていた。

しかしそんな男の考えなど
お構い無しに突如として進展がみられる事になった。
彼女との出会いは歪なりにも見合いと言う形であり
その場を設けた男の父親とその仕事の同僚には
どの様な形であれ「結果」を出す必要があったからだ
そのため出会い後、数日たったというのに
一向に結果を出さない男に
その結果を要求するようになったのだ

確かに歪なりにも見合いと言う形を取った手前
結果を早期に相手に知らせるのは当然の事である。
男は出会いの日から1週間程度経つと言うのに
その当然の事をしていなかったのだ
無神経と言われればその通りなのだが
男はあの出会いを
「見合い」と捉えるには疑問を感じていたし
連絡先を知らされなかったのだから
御破算なのだと勝手に思い込んでいた。
そんな理由もあり
男は見合いに対する結果を伝えていなかったのである。

そのため決断を迫られた時の動揺は大きかった。
本来なら直ぐにでも胸の内を伝えるのが筋なのだが
1週間も経過したうえ、不意を突く様にいきなり言われた事もあり
男が決断するのには、さらに時間を要してしまった。
それはそうだ
相手は外人、しかも言葉も十分に通じない相手
そんな相手と普通にやっていけるのだろうか?
その二人の先には
度重なる苦難と言う苦難が山のように積み重なり
尋常ならざる苦労がある事は火を見るより明らかだったからだ
・・・お互いのためにも断るしかないかな
男がそう考えを固めつつある時、一本の電話が鳴り響いた

それは彼女から、正確には彼女の妹からの電話であった
当然、電話先から話される言語は英語だと思い
男は電話を出るのに抵抗を感じていたが
電話先からは流暢な日本語が聞こえてきたため
英語で会話すると考えていただけに驚きは隠せなかった。
電話先の女性は名をクレアと名乗り
先日出会った彼女の妹だと言う
クレアは日本人と結婚し
日本で数年間住んでいると言う事で
3~4歳位の女の子が一人すでにいるとのことであった。
それはその内容を話す日本語の語り口調からも
ある程度の年数を得ている事が伺えた。

クレアの話より彼女の情報が一気に飛び込んでくる
彼女は観光と言う形で妹(クレア)のところに
3ヶ月間程遊びに来ていたのだと言う
そんな折の男との出会いだったのだそうだ
彼女からしてみたら観光中に日本人の知り合いでも作り
子育てで忙しい妹に変わり日本を案内してもらいたかったのだろう
男はクレアの話から彼女の背景をそんな風に詮索していた。

男はてっきり電話で見合いの結果を
迫ってくるものと考えていたため
内心、安堵感を抱いていた。
やはり断ると言うのはどんな形にせよ言いにくいものなのだ

クレアからの電話の内容は結果を求めるのでは無く
次の休みに姉(彼女)を連れ出して欲しいとの事であり
いわゆるデートのお誘い電話であった。
男は彼女の背景をクレアの話より理解したため
無下に断る事が出来なくなっていた
それは彼女が日本に滞在出来る期間は限られている事や
子育てに追われる妹がいては
十分に観光出来なかったのではないかと
容易に推測できたからだ。
男はそう考えると会話に難はあるが
一度は話しあえた仲でもあるし
その誘いを受ける事にした。

一度、誘いを受けると
その後も何度か誘いを受けるようになり
彼女自身からも男の携帯に
誘いの電話を入れるようにまでなっていた。

山にプールに水族館、映画や花火に古城めぐり等
男は仕事の合間を縫っては彼女を連れまわした。
男にとってはこんな機会でもなければ
外に遊びに行くと言う機会は無かったであろう
それこそ学生時代以来の7年ぶりの事であった。
それゆえ休日になるのが待ち遠しく感じていたし
休日以外でも仕事が終われば外食に誘い出す等
彼女と過ごす時間が男にとって
掛替えのないものに変わっていった。
そんな二人の距離が縮まるのに
時間はあまり必要とはしなかった。

そしてついに男は彼女に交際を申し込む事を決意し
彼女が世話になっているクレア宅に電話をかけるのだった。

・・・・・・数回コールが鳴り響き
受話器を取る音が聞こえる・・・・・・ガチャ

男「もしもし?〇〇さん(彼女の名字)いらっしゃいますか?」
クレア「〇〇さん(男の名)、おねいちゃん? いますよ」
しばらく時間がたち彼女の声が携帯から聞こえる
・・・・ついに男は意を決して切り出した
男「・・・・結婚を前提に付き合って下さい」
それは30年近く生きてきた男にとって初めての経験であった
今までの人生、告白されて付き合う事はあっても
男の方から告白した事は一度としてなかったのだ。
プロポーズと言うより
男の彼女に対する思いへのケジメを
素直に言葉にしたもので、以前から決めていた事では無く
そのとき自然と出てきた言葉だった。

xxx「え?あっ はい・・・・おねいちゃんに今かわりますね・・・」
・・・・・・・・!!!!!?
・・・・・おねいちゃん・・・妹のクレアさんか!?
な、なにぃ!!?
妹さん・・・まだ電話変わって無かったんですね・・・・・・
あの長い沈黙の間はなんだったんだ・・・
てっきり電話変わったものと・・・
男は顔が真っ赤になり、全身から嫌な汗が噴き出していた
前代未聞のプロポーズである
彼女に告白したはずが実は
その妹に告白していたのだから滑稽の極みである

男は本当にその場から逃げだしたい思いで一杯であった
電話を切りたい!一分一秒でも早く切ってしまいたい!!
穴があったら入りたーいーーーーー!!!!!
男がその恥ずかしさに耐えきれなくなりそうになっている時
その声は聞こえた・・・
たどたどしい日本語で
「アリガト・・・ウレシイ・・・」
それは日本語があまり話せない彼女の精一杯の気持だった

200X年 8月 
ここに言葉も完全に交わし合えない
世にも珍妙な彼氏彼女が誕生した。

次回【恋愛編~日本国憲法との戦い編(仮)】
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タツミ

Darknessさん、こんばんは。タツミです。
私のディナシーも未だL3の技を覚えていません。
もっと記石を手に入れないとダメなのでしょうか?
by タツミ (2010-06-30 21:43) 

いきもの

はじめまして、こんばんは^^
(微妙に「はじめまして」じゃないのですけど^^;)

Darknessさん、先日は白染め靴をお譲り頂きまして、ありがとうございました^^

やっと全部揃ったので嬉しいです!


by いきもの (2010-07-01 19:14) 

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